第二回キャラクター人気投票結果発表




いえー。一万HIT記念第二回キャラ人気投票結果発表始めるぜーイ。

「・・・何故そんなにテンション低いんですか」

「そうよ!ここは盛り上げるべきでしょう!?」

よー。キャルにセイン。んー、なんかなあ、暑くて。

「・・・夏なんだからあっちぃのは当たり前だろうが。シャキッとしろよ」

ギャンギャンに言われたくねえな。

「あん?」

「まあまあ。キャプテン」

だっておま、ただでさえ高温多湿だっつのに、パソコンからの放射熱で焼かれるっつの!真夏にパソコンの傍で作業する身にもなれよ。クーラー無いんだよ。なのに貧血でさっき眩暈凄かったっつの。

「あー、あんた身体弱いもんな」

・・・うるさい。

「鍛えなさいよ。呆れるわね」

「鍛えてどうこうなるもんでもないでしょ、作者のは。皆、我慢してあげようよ」

何だセインめ。貴様ウルトラ上から目線だな。

「だめですか?」

あ、ごめん。だめじゃないよ。だめじゃないから。うん。司会進行ちゃんとやるから、その手の物騒なもん仕舞え?

「今回は意外な得票だったんだろ?」

そう。ジャムリムにも票入ったよ。

「あら。嬉しいねえ」

えー、まず沢山同順が並んだ四位から!ジャムリム、ピーター、ギャンガルド!そんでもってはい、ラルちゃんー!

「え、あの、あたし?ですか?」

うんそう。君はねー、メンバーに入れてなかったんだけど、追加で名前入れて投票してくれた人がいてね。

「ふわ、あ、あの、あの!」

はい?

「ありがとうございます!」

良かったね!まだあんまし出番ないのに。セインに胸に突っ込まれたりとかして散々だったから、報われるよね!

「え!その、あれは事故ですし気にしてませんから!」

「って、セイン!あんた何突っ込んだの!吐きなさい!」

「いたいいたいいたい!こめかみぐりぐりやめて!っていうか誤解をするような言い方しないで下さいますか作者!」

セインがラルの胸に顔から突っ込んだのは事実じゃん。

「!!!!!!!」

「ぎゃあ!キャル!コルトはやめてスミスも出さないでぎゃあああ!」

「キャ、キャル様、セイン様は悪くないんです!この方は何もしていませんから!本当です!」

セインガンバレー。

「さっきの仕返しですか!?」

作者に逆らうからこうなるのだよ君、ふはは。覚えていたまえ。

「どこの悪役だよ。しかし、ジャムリムと一緒か。悪くねえな」

「くふん。あんたと同じってのは、嬉しいじゃないか」

こら、そこ。色気振り撒くな。

「あ、あの、お、おれ、また、お呼、ばれ、ですか」

お。ピーター久しぶり!元気そうでなにより。今は幸せそうだね。

「お、おかげ、さま、です」

ピーターにもまた投票があってね。今回無理かと思ってたんだけど、君たちをちゃんと見てくれている読者がいて下さって、作者も嬉しいよ。

「ほんと、ですか?」

うん。あ、セイン!隠れて隠れて!

「え?え?」

「セインが隠れなきゃいけないってことは・・・」

お。キャルは察しが良いね。

「セイン!うろたえてないでさっさとギャンギャンでも盾にして隠れる!急いで!」

「!分かったっ」

はい、じゃあ呼ぶよー。ゼルダー!ゼールーダー!

「何?人の名前はきちんと呼んで頂戴」

はいゼルダ。君三位。おめでとう!出世したな!

「何の話?」

人気投票の話。

「その話、分からないわ。それよりキャルはどこ?」

相変わらずだなー。あれ?キャル?

「キャルがいるって言うから来たのに・・・。帰るわ」

もう?帰っちゃうの?

「ピーター。行くわよ」

「お、おじょ、さま、お礼、言わにゃ、なら、ねえ、です」

「お礼?」

「ありがとう、ござ、います、って」

「ピーターが言うんなら・・・。ありがとうございますだわ?」

「へへ、おじょ、様。おれ、嬉しい、です。さ、帰り、ま、しょう」

二人とも帰るの?

「は、はい、あの。お邪魔、なり、ますか、ら」

気をつけて帰るんだよー?

「おーおー。律儀に頭下げて」

「何かあるのかい?あの二人?」

色々ねー。セイン!もう大丈夫だから出といで!

「旦那、ほんとにキャプテンの後ろに隠れたんすか」

「いや、正確にはギャンガルドの後ろにあるテーブルの下なんだけどね」

「もう行った?」

「キャルちゃんまで隠れていたのかい?」

「だって、私がいたらゼルダ帰らないから」

「大変そうですね」

あの子は本当に色々とねー。ピーターがいてくれて良かった良かった。さて、次はー、堂々の二位!キャロット・ガルム!!

「え!あたし!?」

キャル、声裏返ったし一人称あたしだし。

「う、うるさいわね!」

「わあ!キャルおめでとう!」

前回と同様二位!あんまりお転婆だから、どうかと思っていたんだけど。多分女性からの指示が熱いんだろうな。わかんないけど。

「予想で物事を言わないでよ。でも、また二位だなんて嬉しいわ!ありがとう!」

はいー、ホンで持って堂々の一位〜!

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・あれ?」

「・・・・・」

えーっと、はい、セインです。

「え?何その反応」

うん。君途中まで一位どころか最下位だったの。

「・・・はあ。まあ、僕ですから」

うわー。前回一位の奴が良く言う。

「だって僕ヘタレですから」

自覚してんのは良い事だよ。君、作者の友人に「愛すべき癒しのヘタレ」って言われているから安心しな!

「安心できません」

うん。でね。

「スルーですか」

締め日が近くなってドーンと伸びたんですよ。

「嬉しいですね。票を入れて下さった方々、ありがとうございます」

それで断トツ一位なのね。

「僕が一位じゃ不満ですか」

いや、そうじゃなくて。

「何よ、歯切れが悪いわね。はっきり言いなさいよ!」

「読者の数に対して投票数がめちゃくちゃ少なかったから、ちょっと落ち込んでたのは分かりますが、まあ、辺境のオリジナル小説ですよ。作者貴方ですよ。投票しようなんて思って下さった方々がいらっしゃっただけでもありがたい事じゃないですか」

よし!セインお前言い切ったな!?

「は?」

『大怪我やら誘拐やら、近頃ヒロインよりもヒロインらしいあなたを応援しています』

「え?」

だから、 『大怪我やら誘拐やら、近頃ヒロインよりもヒロインらしいあなたを応援しています』

「へ?」

 大変喜ばしく目出度い事に!コメントが寄せられていてね。

「え?これ」

そう。キミ宛てです。セイン良かったな!心からおめでとうを言わせてもらうよ!

「コ、コメント!僕にですか?」

「・・・ヒロインよりもヒロインらしい、ねぇ」

「へ?」

「だから、ヒロインのあたしよりヒロインらしいって言われてんのよ、セイン」

「へ?!」

最近腹刺されたかと思えば両足使えなくなるし、何を思ったか誘拐されるし。

「なんですか!全部書いたの貴方でしょう!」

えー。だってキャルがピンチになったら勝手に動くのセインでしょう。

「当たり前です!」

「あー、そこで盛大に惚気んのは別にかまわねえけど、お嬢が顔真っ赤にして睨んでんぞ」

「え?何で?」

「セインのバカ!!!」

あ。

「痛い!!!!!」

キャルー、そこはほら、セインだから。ね?どうどう。

「馬じゃないわよ!」

まあ、セインの頬っぺたも真っ赤に腫れた事だし。ジャムリム、濡れたタオル持って来てー。

「はいはい。うふ、可愛いねえ。キャルちゃんったら照れちゃって」

「照れ隠しで殴られる旦那が微妙に不憫なんですが」

いんじゃね?セインだし。

「ひどい!」

まあなー。作者そんなつもりで書いて無かったんで、ご指摘にハッとしたわけですよ。

「言われるまで気付かない貴方が貴方らしいですよ」

カッコよくとまでは行かなくても、ヒロインを一生懸命助けるヒーローくらいは書いているつもりだったんで、そうか。ヒロインよりもヒロインらしいか。アレですか?作者の好きな某中華風ファンタジー小説における赤い髪の女王の側近的な。

「あんな超有名で名作中の名作小説と同等に扱うなんておこがましいにもほどがありますよ」

う、分かってるよ。いいじゃんか、例えるくらい!あと、タカはなかなか票が入らなくってスマン。

「・・・言わんで下さい。忘れていたのに」

ホラ、ね!君の料理はみんな楽しみにしているよ!嫁にもいつか会わせてやるから!

「いつかって、いつですか〜ぁ!ううう」

な、泣くな!

「えっと、色々わたわたしていますが、皆さん大丈夫ですか?」

「ラル。ありがとう。大丈夫だから、多分」

ぬ。浮気する気か。

「誰がですか!話を元に戻して下さい!」

ハイ。えー、作者的にも、再び主人公二人がツートップで終わってくれてホッとしております。途中までキャルの一人勝ちだったんですが、これも愛? ラルに得票があったりコメントいただけたり、最下位だった奴が一番になったりと面白い結果になりました。これからもアンケート取ったりして行こうと思いますので、その時はいただけたら嬉しいです。

投票して下さった皆様、本当にありがとうございました!